カネとモノの話
285.ライカム潜入!

今日は沖縄市に行く予定があったので、
今年4月にopenした北中城にある
話題のAEON MALL のライカム店に行って来ました。
ライカム(RYCOM)とは、
かつての琉球米軍政府(RYUKYU COMMAND HEADQUARTERS)の事で、今も名残があり、ライカム交差点など地名として覚えられています。
規模としては、
「サンエー那覇メインプレイス」を抜き、最大規模の商業施設となりましたね。
地元ショッピングモールとしては、間違いなく痛手となるでしょう。
イオングループが
虎視眈々と沖縄に攻めてきましたね。

そんな店舗に到着。
注目すべきテナントといえば、
県内初進出の企業です。
ライカムには
沖縄初の店舗が70店舗もある。
wikipediaによると、
モンベル直営店(アウトドアメーカー)
レストランのさぼてん
焼肉のなべしま
福岡のファミレスのロイヤルホストなど。
またライカムに関する資料を読むと、
アジアと世界の架け橋の沖縄と始まり、
観光色の強い作りになっています。
http://www.aeon.info/news/2014_2/pdf/150126R_3_2.pdf
実際に店内を歩いてみると分かりますが、
今までの沖縄には無いタイプのショッピングモールで、全体が長細いCのような形になっています。
他のショッピングモールは、総じて「四角形」の店内の間取りになっている事と比較すると、
ライカムの細長い形は奥行きが広く感じ、
海外のアウトレットモールのように、「往復で歩くショッピングモール」みたいに感じます。
また空港のようなお土産売り場もあったり、
4F・5Fには、少しお高めの飲食店もあり、幅広い客層を捉えています。
また地元客にも嬉しい、スターシアター系列の映画館を配置。
本当に抜け目の無い展開となっています。
もしここで、県外からのテナント企業がヒットすれば、より沖縄に乗り出す企業は増えてくるでしょう。
沖縄の地元企業はいかに対抗していけばいいのか。
今後沖縄のショッピングモール界の構造が、ガラッと変わりそうな予感がします。
ps.待つのが苦手なのでメロンパン屋さんは断念しちゃいました。また次行きますm(_ _)m
