観光事業理想論
42.観光事業理想論part5

現在県内のホテル業界は、
好調に推移しています。
帝国データバンクによれば、
県内ホテル上位10社の総売上高は
前年度比5.6%増!
574億7300万でした!ナイス!
(9/6新報)
理由としては、景気回復、LCCの就航、海外からの観光客数の増加で、ホテル稼働率が上がったからです!
基本的に上位から、
①ザ・テラスホテルズ(約223億)、
②かりゆし(約84億)、
③エイチピーデイコーポレーション(約74億)
と上位3社が総売上の約60%以上を占め、
県内ホテル業界をけん引しています。
1位のザ・テラスホテルズは、
「ウェルネスタラソ(南国沖縄で健康と美容を高めよう)」
という知名度があたり、
健康志向の高い顧客の獲得など、
エコツーリズムや医療を観光に取り入れようとする県の政策とも上手くはまって順調です。
しかし実際のホテルの労働環境は、
芳しくありません。
「人手不足」
まさにこの一言に尽きます。
売上2位の「かりゆしアーバンリゾートナハ」では、
客室係(清掃係)の不足から、
フロントなど他部署からの応援も度々あるとのこと。。。
清掃派遣会社のカリユシドリームハウジングの社長さんは、
「ホテルが増えるとメードが足りない。特にホテルの多い那覇市はパートが集まらないとのこと」
せっかく好調なホテル業界なのに、
受け入れ体制が出来ていないのでは、
いずれ観光客から見放されてしまいます。
ここで僕の提案は、
観光事業理想論part1でも述べた、
「ナイトダンスコンペティション」に参加するダンサーが、
ホテルの従業員となることですね!
※ナイトダンスコンペティションとは、各ホテルで開催される夜のイベントとして、ダンスのショーやダンスバトルの開催をすることです。
そうすれば、
ホテルの仕事を「正社員」として行えるし、
ショーのある日は「ダンサー」として舞台に立てる。
ダンサーとして「体力や能力の限界」がきたとしても、そのまま正社員として働くことができ、
またショーの運営に携わることもできます!!
さらに言えば沖縄県は、大卒無業者の割合が全国より高いです!
公務員や大手企業狙う人が多いと言われてますが、
ホテルも県内では大手だし、
安定もあるかと。
(ダンス以外でも、体操やジャグリングや軽音など、大学でやってきたサークル活動などをナイトダンスコンペティションで活かすのもありかと、、、)
沖縄では、その県民性から、
マンパワー(その人自身の持つ能力や技術)
を活かすことが大事だと思います。
小さい頃からカチャーシーや固有の音楽を聞いてきて、マンパワーは高いと思います。
その証拠に沖縄のキッズダンサーは、内地でも世界でも賞をとっています!!
彼等が大きくなった時に、
自分の特技を十分に活かし、
「昼はホテル正社員」
「夜はダンサー」
というのが実現できたらいいなと思います。
そして「ウエルネスタラソ」のように一つのブランドとして、
県外、海外へとアピールできます。
そうすると、
雇用面、観光面、そして従業員の満足度からみても
良いかなと思いました。
そんなpart5でした!