532! [月曜] うつ劇場
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こんにちは、
月曜を乗り切った皆さん、
お疲れ様です。
休み明けの月曜は切り替えが大変ですよね。
昨日まで寝ていた時間に出勤なものだから
まだ頭が起きてないんですよね。
そして朝から頭が働いていないから、
ぼーっと連休の思い出が頭を巡って
なかなか仕事も進まない。
集中力も切れると、
接客中にミスを連発。
そうなると余計に仕事が増えて、
昼休憩も遅れてしまうわけです。
昼食も最後の方で
冷えた昼飯を食べるのです。
ちょっとしか休めない。
さあ午後からの仕事は
午前中のミスによる残務整理から始まります。
まだまだ先週の仕事も片付いていないのに焦ります。
そしてお客様はひっきりなしに現れます。
頭の中は色んなことでパンパンになり、
結局ぼーっとしてダラダラ仕事を始めます。
そこに効率やホスピタリティは失われるわけです。
そんな中、現れた一人の美女。
ロングヘアーに日本人離れした長身のスタイル。
すらっとした首に空いた胸元。
落ち着いたベージュのスカートに長い足が伸びている。
よく見ると顔もハーフのようで高い鼻とぱっちりとした瞳。
「こんにちは〜」
「あ、こんにちは〜。ど、どうぞ、おかけくださいませ」
数ある受付の中から僕のところに来てくれた。
これは何かあるんじゃ・・・いや、そんなことはない。
「ま、まずはこちらの用紙に記入くださいませ」
「はい」
すると彼女は僕の渡した受付用紙を少しちぎり出した。
「あ、ちょ」
彼女を見ると、クスッと笑い、何かを書き始めた。
笑顔もなんと素敵なんだろう。
今でもその笑顔は忘れない。
あまりに突然のことで、彼女を止めることもできず戸惑った。
そして何かを書き終わった彼女はその紙を僕に渡す。
すると颯爽と椅子から立ち上がると、そのまま彼女は出口に向かって歩き出した。
訳も分からずその紙を見ると、そこには数字とアルファベットが書かれていた。
どうやらLINEのIDのようだ。
(え、どうしよう。
ちょっと待ってちょっと待って。
まさか違うでしょ?
そんな馬鹿な。
あんな美人が俺に?
うわーどうしよ、どうしよ
ツイートしたい
早く仕事終わらんかな〜)
というところで
目が覚めましたね。
それが月曜の朝でした。
皆さん、月曜日お疲れ様でした。
また火曜日にお会いしましょう、さようなら。