経営の話宇宙
287.人間x経営x宇宙の話

こんばんは。経営の話をします。
といっても、1年目のペーペーの僕の持論では、まだまだ世の中に役立てる知識と経験を披露することはできません。
なので、毎度お世話になっている
稲盛和夫氏の
「成功の要諦」より、内容を自分なりに落とし込みたいと思います。
第2講 なぜ経営者には哲学が必要なのか
より抜粋します。
稲盛氏は経営者には哲学が必要だと述べています。
「人間として何が正しいのか」
それこそが、哲学のスタートです。
これは僕の話ですが、
たまに自分の在り方について考えます。
自分は父と母の子供として生まれて来ました。
もしかしたら人間には生まれていなかった事を考えると、生きているだけで幸せに感じます。
「では何のために生まれたんだろう。」
たまにそう考えます。
生まれる事を、僕が決めた訳ではありません。
さらに言えば、決めたのは自分の両親です。
「なぜ俺を産んだんだ??」
そんな事を両親に聞いたことはありませんが笑
一つだけ理由があるとすれば、
父と母に必要とされて生まれたんだと思います。
これは「一つの役割」だと僕は考えます。
この理由から生まれた僕たちは、
成長する中で、どんどん多くの人達と関わり、「何十もの役割」を与えられます。それ(目標)を自分なりに果たしていく事が、モチベーションとなり、自分の満足感を満たします。
それこそが人間の生きる意味となると思います。
そこで重要となるのは、
「善悪」で判断する事だと僕は思いますし、稲盛氏も述べていると思います。
『与えられた役割を善悪で判断する』のです。
これが哲学です。
更に善悪について考えます。
何が善くて、何が悪いのか?
皆さんは判断できますか??
例えば、皆さんが経営者になった時に考えるはずです。
業務縮小のために社員のクビを切れるでしょうか??
社員のクビを切るのは悪い事なのか?
それとも給料も払えない、低迷する自分の会社を持ってまで、社員を雇うのか?
なにが正しいのだろうか?
判断が非常に難しい事は間違いありませんが、稲盛氏は簡潔に答えを出しています。
正しい哲学とは、
「利他の心」を持つという事です。
利他とは利己の反対語で、
「相手に対する優しい思いやり」です。
会社の事情を説明し、あらゆる策を立てる。そして、それでも経営が上手くいかない場合は、クビにするが退職後のメンテナンスを行い、その後も心のケアをしていく。
という事が、「善き事」ではないかなと思います。
その善き事を行えば、
「全て上手くいく」
と稲盛氏は述べます。
全てが上手くいく理由は、
宇宙そのものに、
「幸せになるための仕組み」があるらしいのです。
宇宙は進化し続けます。
素粒子から原子、
そして分子、物を作り、
植物を作り、動物を作り、
最終的に人間を作りました。
なお宇宙は進化を続け、拡大しています。
進歩、発展を繰り返し
善き方向へと導いていくのです。
だって一握りの素粒子から
人間を作りだしたのだから。
そして宇宙は
「誰かを差別して蹴落としてでも上手く生きたい」とは考えていません。
宇宙は生物のために、
空気を作り、
海を作り、
土地を作ってきたのです。
これこそ「利他の心」であると、稲盛氏は述べます。
人間も同じで、宇宙の法則に従えば、成功しない訳が無いのです。
お客さんのためを思い、
社員のためを思い、
養う家族を思い、
一緒に遊ぶ友達を思い、
周りの人への優しさと思いやりを持てば、成功しない訳が無いのです。
宇宙が相手の事を思いやり発展してきたように、
経営者も「相手の事を思いやる」。
宇宙の法則に則って、
正しい哲学をもつ事。
それこそが経営者として全てのスタートです。
まずは人として思いやりのできる人間になれるよう努力したいと思います!!
長くてすいませんでした!!
まずは17日のLIBERTY頑張ろう!!