絶対に信じないシリーズ
101.僕は絶対に信じない「金縛り」

(wikiにあった画像です)
記念すべき101回目に、
このタイトルで始める事に少し抵抗がある。
しかし昨夜のホットな話題なので、この際はっきりしておきたい。
僕は27歳。
心霊現象や都市伝説の類は
全くもって信じない。
昨夜の事、1時半。
長時間の作業後、寝るつもりは無いが、目を閉じるだけでも休めると思い、そうした。
見たことない少年が、いきなり僕の右手に飛びついてきた。
彼はスゴイ顔をして恐怖している。
「¥°+$→〒^+=」
よく分から無い声を発している。
とたんに目が覚める。
(いや覚めた気がしたのか)
右手が動かない。
いや右手だけじゃない、全身動かない。
そればかりか、呼吸もシズライ。
頭に「ジー、ザーッ」などの音や、
少年の意味不明の声がコダマしている。
暗闇に目が慣れてくると、自分の部屋だと気づいた。
やけに右手が痛い。
誰か引っ張ってる、のか?
また左にも感じる存在感。
誰かがいる、のか?
そして寒気。
(くおー身体よ〜動け〜)
目が覚めた。朝。
身体も動く。
やけに肩は凝っているけど。
(なんだー夢かー)
しかし右手には違和感。
まさか。
そう思って自分の右手を見た!
するとそこには!
右手がベッドに挟まっていた。
ちょうど上の画像の右手みたいに。
疲れた。
冒頭にも言ったが、僕は最初っから信じるつもりは無い。
全ては科学やトリック。論理で証明できないはずは無い。
金縛りとは、睡眠麻痺の一種。
夢を見るのはレム睡眠という浅い眠りのため。
金縛りは身体の疲労からくる反動。
少年は寝る前に読んでた推理小説の登場人物。
呼吸困難は、レム睡眠の特徴。
幻聴は付けっ放しのyoutube.
左側の違和感は、携帯電話のバイブ。
寒気は窓の締め忘れ。
そもそも右手首は、ケガしている。
そうそう、
子供の頃、家の離れで見た白い服着た女性も、ただの布団のシーツ。
あの青い火もガスバーナー。
そして、座敷童も近所の子供。
ポルターガイストは地震か欠陥住宅。
川門義人は金縛りを絶対に信じません。
ps.逆にベッドから落ちることは良くある。いずれ誰かが、「ベッドから落とすジイサン」を見た!とか言うんだろーな、うん。