海外事情の話
30.海外事情〜タイ編〜

タイ編です!
「海外進出」と「タイ」
結びつきむずかしいっすねね
今日から学んで行きましょう!
ご存知の通りタイ(Thailand)はアジアにあり、
地理的にはミャンマー、ラオス、中国、カンボジアと海に隣接してて、
さらに南部に行くとマレーシア、シンガポール。
まあ要は
付近の諸島への
アクセスが良いところです。
しかし記憶に新しいタイの自然災害といえば、
2004年のスマトラ沖地震、津波がありますよね。
マグニチュード9.1の地震、
それに伴う津波の被害で23万人以が死亡、行方不明となりました。
(リゾートを訪れていた多くの外国人が被災、日本人は40人以上が死亡。
年末休暇の時期で、プライベートで渡航し、被災した周辺国の駐在員、帯同家族も見られました。
お悔やみ申し上げます。)
つまり自然災害による生命の危機に陥るかもしれない
ということです!
怖いです(~_~;)
そして生命の危機といえば
政治情勢もありますね。
タイの政治は、
都市富裕層と農村貧困層の対立が顕著であり、
タクシン派と反タクシン派の衝突が見られます。
ちょっと詳細を言えば、
タイは戦後に民主化しましたが、
左翼学生と右翼組織が対峙して、
政治的な危機に立たされていました。
(学生の運動が盛んすぎるんですよね)
さらにタクシン首相の不正蓄財疑惑がでると、
2006年にはタイ軍事クーデターが起こり、その後もクーデターが多数勃発。
2014年5月にも軍によるクーデターが起きた。
(つい3ヶ月前ですよね汗)
またタイはテロ誘拐におけるリスクが世界第5位と非常に高い。
いけそうですか?( ̄▽ ̄)汗
しかし!!!
2013年度のアンケートによれば、
タイは中国に次いで海外事業展開したい国なのです!
え?何で??
ではこれだけ危険のあるタイに、何で??って思いますよね〜
理由は2つです。
①在留邦人数が多いこと
です。つまり日本人が多いんですよ。
世界に住む日本人の数第3位です!
(1位中国、2位アメリカですね)
しかも、今も邦人数は伸びています。
やはり何かあった時のトラブルとして、
日本人、日本語が通じることはかなりのメリット。
向こうで現地人の労働管理も行えますし、
何より日本人が多いと住みやすい環境も整っているんですよね。
② インフラ設備
ですね。
他の東南アジアに比べると、
インターネット接続や携帯の電波、
また交通機関や小売店の生活インフラも進んでいます。
特に交通インフラは鉄道も敷かれていて、
沖縄より進んでいるかもですね。
③立地
ですね。
空のハブとしても最近は話題になってきてて、中東やアフリカに行くにも適した場所となっています。
沖縄に近いものがあるかもしれません。
④人件費が安い
しかし何と言っても安いのは人件費ですね!
タイでは日給300バーツが、
日本での750〜800円とか!!
しかも①でも言ったとおり、日本人が多いので雇用しやすい環境にあるといえますね!!
まあ、上記メリットをまとめると、
☆今後の空路発展と、過ごしやすい状況でのコスト削減がしやすいと言った所ですね!!
勿論他にもデメリットは多少ありますが、予備知識としてこのくらいは知っておくと良いと思います。
僕もタイに行って日本人がどのくらいいるのかみたくなりましたね〜
はい!
タイ編終了です!